ゴッド・オブ・ウォー かなり進めました。
最近、ゴッド・オブ・ウォーの話ばかりやってて、同じアクションゲームであるデビルメイクライ5はどうしたんだ、というお叱りを受けました。
すみません。
今はデビルメイクライ5はお休みしております。
アクションゲームってゲームによってボタン配置が違うから、同時に違うゲームを進めるのって結構難しいんです。
デビルメイクライ5では近接攻撃は△ボタン、遠距離攻撃は□ボタン、とやりやすいんですけど、ゴッド・オブ・ウォーの場合、攻撃はR1、R2なんです。
んで、L1で盾、L2で武器を投げる焦点を合わせる、といった感じです。
DARK SOULSシリーズに近いですね。
というわけで、しばらくはゴッド・オブ・ウォーを遊ばせてください。
終わったら、またデビルメイクライ5のブラッディパレスもやりたいと思います。
さて。
そのゴッド・オブ・ウォーですが、かなりストーリーが進みました。
その中でいくつか印象に残ったところをピックアップしていきたいと思います。
アトレウス君がモージの雷で倒れてしまったため、治療に必要な「番人の心臓」を取るためにヘルハイムに行くことになりました。
きっかけはモージの雷ですけど、前からふらついたりしてたから、病魔に侵されていたんでしょうね。
で、そのヘルハイムは冷たいところなので、そこにいる敵には冷攻撃であるリヴァイアサンが効きません。
ということでクレイトスが別の武器を取りに、家に帰りました。
なんとブレイズオブカオスが出てきました。
しかも家の床下から普通に。
なんかクレイトスって自分の過去とおさらばするためにギリシャから北欧に移住してきて、性格も変わって子供を育てる、なんていう変わりようでしたから、もうブレイズオブカオスはどっかに封印してるのかと思っていました。
まさか普通に床下に隠していたとは。
でも、これでやっとクレイトスらしい攻撃ができるってもんです。
やっぱり楽しいですね。
この伸縮自在の謎の鎖を繋げた双剣。
やっとゴッド・オブ・ウォーらしくなってきました。
と思ってたんですけど、なんか今となってはリヴァイアサンにも愛着が湧いてきまして。
明らかに氷系の敵とか多数相手のときにはブレイズオブカオスを使いますけど、基本的にはリヴァイアサンを使うようになってしまいました。
見た目もなんかそっちのほうが威力がありそうじゃないですか。
鎖の先っぽに付けた小さい剣 VS ごっつい斧 ですし。
勝手な想像ですと、威力の大きさは「リヴァイアサン>素手>ブレイズオブカオス」ってなイメージです。
まあ、そんなこんなで氷の世界の住人にも効き目のあるブレイズオブカオスを手に入れたクレイトスは、番人の心臓を持って帰ってアトレウスを救うことができました。
心臓を取られた番人にとっては迷惑極まりない話ですが。
で、そこでまた驚愕の事実が。
アトレウス、神でした。
「神がかってる」とかじゃなくて、本当に神様でした。
以前、
「そのうち魔女の魔法とか覚えたり、クレイトスのパワーを受け継いだりして、とんでもない大人になってしまうんじゃないでしょうか。
まあクレイトスの神パワーを、人間(だと思います)であるアトレウスが引き継げるかはちょっと疑問ですが。」
というようなことを書いたことがありましたけど、このままだとアトレウス、本当にクレイトスのパワーを受け継ぐことになるかもしれませんね。
そしてそのことを知ったアトレウスは調子に乗り始めます。
モージが瀕死状態で現れた際、クレイトスが「よせ。殺すことはない」と言ったのに対して「自分たちは神だから、なんでも好きにできる」と言ってモージを殺してしまいます。
「殺し方を教えたのは、生きるためであって快楽のためではない」「殺せば結果が伴うのだ」と教えるクレイトスに対しても「そんなこと知らないくせに!」と反抗します。
さすがのクレイトスもさすがにこの態度は見過ごせません。
「誰に向かって ものを言っている!」
かくして親子喧嘩が始まりました。
しばらくギスギスした旅が続きます。
アトレウス、神様だと言っても、この辺は人間の子供と変わりませんね。
普通の子供が「自分にはすごいパワーがある」なんて知ったら、やっぱり調子に乗ってしまうでしょう。
親にだって反抗することくらいあります。
もし反抗期がない子供が居たら、逆に心配したほうがいいんじゃないでしょうか。
それだけ、言いたいことも言えない環境下で、押さえつけられているということですから。
そういう意味でもアトレウスは健全に育ってるな、と感じます。
賢い頭から出てくる嫌味は、クレイトスも黙らせるくらい強烈でしたけど。
過去のクレイトスについて根掘り葉掘り尋ねるアトレウスに対して、「話すことはない」と言ったクレイトスに対するアトレウスの嫌味。
「聞いてよ。必要なことは全て知った。もう学ぶことはないんだってさ」
第三者の視点から観てるから「頭いいな(笑)」と思うだけかもしれませんけど、当事者なら結構頭に来ると思います。
私なら必死になんと言い返すか考えるでしょう。
で、何も思いつかず、イライラしていると思います。
でもそんなアトレウスも、慢心によってバルドルにさらわれかけた上、ヘルハイムに落ちてしまい、クレイトスにも叱られたことで反省します。
しばらくはギスギスした感じでゲームを進めて行く羽目になっていましたが、ここからはまた安心して親子関係を観ていられるようになりました。
そのアトレウスの反省のきっかけとなったバルドルですが、この人・・というかこの神も意外な人物(神物?)でしたね。
いろいろとお世話になっている魔女フレイヤの息子でした。
そういえばフレイヤは「息子のためを思ってしたことで、恨まれることになった」と言ったことがありました。
その内容も少しわかりました。
どうやらバルドルのいろんな感覚を消してしまったようです。
ゲームの序盤でバルドルが襲ってきた時、「痛みを感じない体にされた」と言ってましたけど、どうやら食事の味も、においも、室内の温度もわからない、という状態らしいです。
フレイヤに言わせれば「痛みも消したし、死ぬこともなくなった。何が不満なの?」という感じらしいですが、そりゃバルドルだってグレますって。
例えるなら、においも味もしない牛カルビを食べて、一体何が楽しいのかって話ですよ。
さて。
こんな感じで、ブレイズオブカオスが出てきたり、アトレウスが神であることがわかったり、バルドルがフレイヤの息子だったりと、いろんな事実がわかってきました。
でもまだクレイトスが、ゴッド・オブ・ウォー3から今作までの間、何をしていたのかとか、アトレウス母子とクレイトスの関係とか、クレイトスが自分の過去とどう戦うのか、とか明らかになっていない伏線はまだまだあります。
その辺が明らかになっていく過程を、今後も楽しみにしていきたいと思います。
それでは。
イッシキでした。