【西尾維新】掟上今日子の備忘録
こんばんは。イッシキです。
私、西尾維新さんの作品が好きなんですけど、そのシリーズの一つ、忘却探偵シリーズを読み始めました。
とはいっても、以前にも読んではいたんですけどね。
でもどこまで読んだのかわすれてしまいまして。
いっきに「掟上今日子の婚姻届」くらいまで買ったんですけど・・・。
まあそれくらい忘れてるのなら、もう一度最初から読み直して楽しもうというわけです。
一度ドラマ化もされたこの作品。
主人公の掟上今日子は、全ての記憶が一日ごとにリセットされてしまう忘却探偵。
だから機密に関わるような依頼があったり、一日以内に解決してほしいような依頼があったりする、というのが軸になっています。
一日ごとに、とは言っても「起きてから寝るまで」が一日なので、眠ってしまったら記憶が消える、という解釈です。
だから常に寝るまでに事件を解決するのかと思いきや、それだけじゃないのが西尾維新なんですね。
確かに最速で謎解きをしてしまうことも多いんですけど、普通に物語の途中で今日子さん、眠ってしまったりすることが何度もあります。
んで、よくある探偵シリーズと一線を画するのが、別に主人公の探偵だからといって、常に正解を導き出すわけじゃない、ということ。
万能じゃないんですね。
今、私が読んできた範囲では、少なくとも事件の推理を間違ったところを見たことはありませんけど、この先そういう展開が待っていてもおかしくありません。
他にも、巻をまたぐということはありませんけど、話は独立していないこともあります。
一つの事件を解決しても、それが次の事件に関わってたりします。
他にも「定着している記憶はいつのものなのか」「朝起きたときに一番最初に目にする天井の文字の謎」など、色々な伏線もありますし、これ、やっぱり途中で読むのを辞めるわけにはいきませんね。
今はもう11冊も出てるみたいですし、しばらく楽しめそうです。
でもまた伝説シリーズも読み直したいと思ってたり。
ゲームも進めないといけないし、忙しい日々が続きます。