アニオタゲーマーでも恥ずかしくない

にわかが通ぶって書く、アニメ、ゲームの感想や雑記。ゲーム攻略は中級者以下の「ラクにゲームがしたい」という人向けです。

アニメ どろろ 16話 17話 感想

アニメどろろの16話冒頭で、どろろがイタチにさらわれたことにより、百鬼丸どろろが別々になってしまいました。

 

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その16話と17話では、百鬼丸どろろは別れたままです。

 

こんなに長い間二人が別れたままの状態になったのって初めてじゃないでしょうか。

 

とはいえ、どろろ百鬼丸も、もともとは1人で旅して来た身。

 

多少の時間、1人になったところで心が折れたりすることはないですね。

 

実際16話ではどろろはイタチに捕まって縛られたままでしたけど、へこたれることはありませんでした。

 

むしろ、二郎丸、三郎丸に襲われて、盗賊集団が命を諦めたときでさえ、どろろが活路を見出したくらいです。

 

一時は「ここらが年貢の納め時か」っていじけてたイタチは、助かって安全な状態になったとたんどろろを尋問するんですから現金なものです。

 

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イタチは確かにどろろの父親、火袋を裏切って領主に仕えた悪党、というふうに描かれています。

 

結局捨て駒にされてしまいましたけど。

 

けど私はイタチの判断は完全には間違っていたとは思えないんですよ。

 

「サムライに全てを奪われたからサムライを許さん」という気持ちを押しのけてでもサムライを利用しようとする考えは、私は一考に値するものだと考えています。

 

ただし、最終的には下剋上をする気持ちであればなおよかった。

 

火袋たちのようにあからさまにサムライと敵対するのではなく、内部から破壊していくような作戦を考えていれば、かなり結果が違ったのではないかと思います。

 

そういう気概を持っていなかったから、イタチは捨て駒にされる側になってしまったのではないでしょうか。

 

もうちょっと狡猾な頭を持ったキャラで居てほしかったな、というのがイタチに対する感想です。

 

他方、百鬼丸はというと、寿光と再会しましたね。

 

不思議な気持ちです。

 

百鬼丸が寿光の家に近づいていたのか、それとも寿光が長い旅をしていたのか。

 

お互いどういう道程を歩んできたのか、地図とかで知りたいところです。

 

まあ、百鬼丸に食事を作る時、家ではなくて洞窟でもてなしていましたから、おそらくは寿光が長旅をしてきたというのが妥当でしょうか。

 

で、びっくりしたのが、百鬼丸が笑ったことです。

 

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初めてじゃありません?

 

OPやED以外で百鬼丸が笑ったのって。

 

嬉しいのはわかるんですけど、それならもうちょっとどろろにだって笑いかけてあげてもよかったんじゃ・・・。

 

寿光は、百鬼丸が歩んできた道程の凄まじさを知り、また百鬼丸がいくつかの部位を取り戻していることに涙します。

 

しかし、百鬼丸が人外ならざるものも殺してきたことを悟り、百鬼丸に義足を付けることを拒否します。

 

そして問います。

 

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「なぜ戦う。そんなに自分の体がほしいか」。

 

百鬼丸「ほしい」。

 

百鬼丸にしたら「あたりまえだろが、何いってんだ?」という気持ちだったかもしれません。

 

しかし寿光の疑問は体そのもののことではありませんでした。

 

百鬼丸が体を取り戻す=一国を滅ぼす、ですし。

 

一国を守ろうとする者たちと殺し合いになる、というところまで考えているわけです。

 

「人の血にまみれた体になるけど、それでもほしいのか」。

「そのとき、お前は人でいられるのか」。

「そのときにはお前の周りにあるのは屍のみ、お前は独りになるんじゃないか」。

 

本当に百鬼丸を案じていますね。

 

ですからそのときの「いる(ひとりじゃない)」という百鬼丸の回答は、かなり寿光を救ったようです。

 

百鬼丸を人にとどめておける者が存在するということがわかったから、再び百鬼丸を送り出したのだと思います。

 

ところで。

 

17話の敵は、化物を生み出す樹木でした。

 

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で、もしかしたらこいつを倒したら百鬼丸が欲しがっていた義足の箇所の脚が生えてきて「なーんだ、結局義足は要らんかったんじゃないか(笑)」という展開になるんじゃないかと思いましたけど・・・。

 

生えてきませんでしたね。

 

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百鬼丸はこの脚のままで旅立つこととなりました。

 

どろろ達が向かった島に向かっているようですから、次回はどろろと再会できそうです。

 

普通にいけば、二郎丸や三郎丸の飼い主である「しらぬい」との対決になりそうですが、多宝丸も追いかけてきてますし、なんかややこしいことになりそうです。

 

次回も見逃せません。

 

それでは。

 

イッシキでした。