アニメ 異世界かるてっと 2話までの感想
今期からアニメ 「異世界かるてっと」が始まりました。
このアニメが始まるということは、この素晴らしい世界に祝福を!の最新刊(15巻)のあとがきを見て知っていました。
内容は「このすば」と「リゼロ」と「オーバーロード」と「幼女戦記」のキャラが一つの世界に集められるという筋書き。
いやー、うれしい組み合わせです。
すべて知っている作品です。
しかしいつ始まるのかということは全然調べてませんでした。
気がついたら2話が終わってしまってました。
幸いなことに、アマゾンプライムのメニューに入っていたので、2話とも観ることができましたが。
なのでちょっと2話までの感想を書いてみたいと思います。
まず最初に「どうやってこれらの作品のキャラが、どうやって出会うのか」という疑問がありましたけど、「ボタンを押したら一つの世界に集まる」という単純明快極まりないものでした。
何の変哲もなさすぎて、かえって怪しいボタンですが、なんやかんやあって結局4つの作品のキャラが押してしまい、一つの世界に集められてしまいます。
(リゼロの世界の人たちについては、どうやってボタンを押したのか不明ですが。)
で、舞台はなぜか学校。
キャラたちは学園生活を送ることになります。
「このすば」「リゼロ」「幼女戦記」の組はおとなしく流されて学園生活を送ることになるのはわかるんですけど、オーバーロード組は大丈夫なのでしょうか。
とりあえずアインズ様が「情報収集のためだからおとなしくしろ」と部下に命じているためしばらくは大丈夫だと思いますけど、部下はだれもが人間を見下している者ばかりです。
私は、絶対に最初にこいつらの誰かが、とくにアルベドあたりが問題を起こすだろうと思っていました。
誰かがアインズ様のことを言って、それを悪く取ったアルベドが「人間風情が!」とブチ切れる、というような具合で。
見事に予想は外れましたね。
一番最初に暴れたのはアクアでした。
2話でさっそくアインズ様たちにケンカを売っています。
アインズ様に「暴れるな」と命じられている一行と、アンデッドとその仲間を目の前にしているアクア。
考えてみればどっちが先に暴れだすかなんて瞭然でしたね。
アインズ様達の下校途中に待ち構えて、カズマに殴られながらもターン・アンデッドを放つアクア。
(アインズ様達はどこに帰ろうとしていたのでしょうか?)
対して「ターン・アンデッドか・・・低位階魔法だな」と余裕で受けようとするアインズ様。
結果、アインズ様は大ダメージを食らったようです。
この辺、力のバランスがすごくいいですね。
アクアの魔法の浄化能力って、複数のアークプリーストが数ヶ月かけてなんとか効果を発揮するというものを一瞬で成してしまう、というレベルです。
そのアクアにかかれば、低位階魔法すらも大ダメージになる。
でもアインズの死(浄化?)には至らない。
なんだか大魔王バーンのメラを思い出します。
おそらく、今後もキャラ同士がケンカしたりすると思うので、いろんな世界の力の関係が見られる様になると思います。
今の所気になるのは、オーバーロードの世界の「レベル」と、このすばの世界の「レベル」って同じレートなのかな、というところです。
アインズ様のレベルは100ですが、たしか「このすば」の世界の登場人物(人間)で最強レベルの持ち主はアイリスで、「もうすぐレベル60に達する」というところでした。
人間に限らなければ、バニルとかウィズあたりが台頭してきそうですが。
知らない人のために解説しておくと、アイリスは「このすば」の世界の王女様です。
このすばの世界の王族は代々勇者を婿に迎えて、その血が継承されていくので、とんでもない強さを持っています。
ですので王女であるアイリスも強いわけです。
そしてゆんゆんがレベル40超えあたりで、めぐみんは26ほどだったと思います。
このことを前提として「このすば」の世界とオーバーロードの世界のレベルのレートが同じだと考えると、アインズ様のレベル100というのは強すぎて物語的に成り立たないのではないかと。
そしてこれらの「レベル」という概念が、リゼロや幼女戦記の世界ではどういうふうに認識されていくのか。
これからの世界間の絡みが楽しみです。
それでは。
イッシキでした。
この素晴らしい世界に祝福を! (6) 六花の王女 (角川スニーカー文庫)
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